FXの取引は無料?手数料の代わりとなる”スプレッド”を理解しよう

 

この記事は3分で読めます 

FXを始めたばかりの人は、取引をしてみて一つ気になったことがあるかもしれません。

口座の開設、入金、ポジションの購入、ポジションの決済、出金、いずれも無料でできるのに、FX業者はどうやって利益を上げているのだろう。

 

実はこれにはある仕組みがあり、利用者は取引をする中で手数料を違う名目で払っているのです。

その違う形の手数料こそが、”スプレッド”と呼ばれるものです。

今回はスプレッドの意味と、スプレッドに関しての注意点について書きたいと思います。

 

スプレッドとは

FX口座の取引画面で各通貨ペアのレートを見てみると、Bid(売)、Ask(買)という2つのレートが表示されていることが分かります。

 

これは、通貨ペアを売るときはBidのレート通貨ペアを買うときはAskのレートで取引されることを意味します。

例えば上の画像のレートのときに、あなたがUSD/JPYの売りの成行注文ボタンを押したら、レートはBidの110.226で約定します。

同様に上の画像のレートのときに、あなたがUSD/JPYの買いの成行注文ボタンを押したら、レートはAskの110.229で約定します。

 

利用者としては、できるだけ高いレートで売り、できるだけ低いレートで買いたいところです。

しかし取引するときはそれとは逆に、売りは低く、買いは高いレートになっていることが分かります。

利用者にとって不利になっているこのBidとAskの差こそが、スプレッドと呼ばれるものです。

上の画像では、SPがスプレッドの広さを示します。(USD/JPYは0.3となっていますが、これは0.3pipsを意味します。pipsとは全通貨ペア共通のレート変動の単位です)

 

そして、このスプレッドこそがFX業者の利益となっている、いわゆる手数料なのです。

利用者はFX口座のあらゆる機能を無料で使うことができますが、取引の度にスプレッドという形で手数料を払っているのです。

 

スプレッドは通貨ペア、口座によって異なる

先ほどの画像を見てみましょう。

各通貨ペアを見てみると、スプレッドの広さは通貨ペアごとに異なることが分かります。

 

基本的に取引量の多いメジャー通貨ペアほどスプレッドが狭く、取引量の少ないマイナー通貨ペアほどスプレッドが広くなります。

このことから、USD/JPY、EUR/JPYといったメジャー通貨ペアのほうが気軽に取引しやすく、初心者の方におすすめです。

 

また、通貨ペアだけでなく、FX口座によってもスプレッドは異なります。

例えば上記画像のDMM FXでは、USD/JPYのスプレッドは原則0.3銭(=0.3pipsを円換算したもの)と決められていますが、他の口座では0.5銭だったり、0.7銭だったりするところもあります。

利用者としてはスプレッドは狭いほうが良いので、自分が取引したい通貨ペアのスプレッドについて事前に調べて、できるだけスプレッドが狭い口座で取引すると良いでしょう。

 

スプレッドの注意点

FXで取引する際に、スプレッドに関して気をつけなければいけないことがあります。

スプレッドが広がることがある

スプレッドは基本的には各口座の各通貨ペアで決まった広さに定められています。

例えば先ほどのDMM FXでは、USD/JPYのスプレッドは原則0.3銭と決められており、BidとAskの差は0.3pipsを保ちながらレートは変動します。

注意しなければならないのが、あくまで”原則”0.3銭であり、場合によってはスプレッドが広がることもあるのです。

 

スプレッドが広がりやすいのは、取引量が多くなり、レートが急変動しているときです。

アメリカの雇用統計など世界各国で重要な経済指標が発表されたときや、事故や紛争、自然災害で国の情勢に影響が生じたときなどに、関連した通貨の値段が大きく動くことがあります。

このようなとき、原則固定されているスプレッドが一時的に広がり、利用者にとっては不利なレートでの購入や決済となってしまいます。

(スプレッドが広がる理由は、急変動によって入金額以上の損失が出ないよう、早めに強制ロスカットに掛かるようにするためと思われます。 参考記事:FX口座の”強制ロスカット”とは?FX成功の第一歩は強制ロスカットを意識しない取引をすること

スプレッドが広がっているときの取引は損失につながる可能性が高いので、初心者の方はなるべく控えるようにしましょう。

 

取引回数が多い手法ではスプレッドに注意

スプレッドは、取引回数が多いほどその影響が大きくなります。

ポジションを保有している時間は関係なく、1回の取引ごとにスプレッドという手数料を払う仕組みのためです。

FXの取引手法は様々なのですが、短期的に数多く売買を繰り返す取引をしたい人は、特にスプレッドの大きさには気をつけて口座を選ばなければいけません。

 

例えば1万通貨で取引を行う場合、スプレッドが0.3pipsと0.5pipsの口座を使うのでは、1回の取引あたり0.2pips=20円の差が生じることになります。

1回の取引であれば大したことはありませんが、スキャルピングと呼ばれる数秒~数十秒の間での取引を繰り返す手法では、一日の取引回数が数十回に及ぶこともあります。

上手に売買すれば利益を上げることはできますが、わざわざスプレッドの広い口座を選んで余計な損失を作る必要はありません。

短期取引をする人は特に、スプレッドをしっかり確認して口座を選びましょう。

 

シグナルトレードにおけるスプレッドの重要性

当ブログでは、FXの取引手法としてシグナルトレードを推奨しています。

シグナルトレードとは、企業や個人のトレーダーが配信する指示通りに取引する手法です。

参考記事:FXのシグナルトレードって何?初心者でも簡単に取り組めるシグナルトレードの始め方と魅力を解説

このシグナルトレードに取り組む際は、スプレッドの大きさを気にする必要はあるでしょうか。

 

シグナルトレードの配信回数は基本的に1日1回です。

その1回の中で複数の通貨ペアの取引を指示されることもありますが、その場合でも1日の取引回数は多くても3回程度です。

これぐらいの回数であれば、スプレッドの広さによる損失はそれほど大きな影響にはなりません。

FX口座を選ぶ基準としては、使いやすさや最小取引単位などを優先的に考えたほうが良いでしょう。

 

それでもスプレッドは狭いほど良いことに間違いはないので、FX口座を選ぶ際は、自分が取り組みたいシグナル配信で指示されている通貨ペアのスプレッドだけ確認しておけば問題ありません。

例えばUSD/JPYを扱っているシグナル配信に取り組むなら、USD/JPYのスプレッドが狭いところを選びましょう。

メジャーなFX口座では、USD/JPYのスプレッドは「原則0.3銭」を採用しているところが多いですが、0.5銭や0.7銭のところもあります。

特に特定の口座にこだわりがないのであれば、シグナルトレードでUSD/JPYを取引する際もスプレッドは「0.3銭」の口座を選びましょう。

 

また、シグナル配信では基本的にメジャー通貨ペアしか扱っていませんので、自分が取り組むシグナル配信をまだ決めていなくても、メジャー通貨ペアのスプレッドだけ比較して口座を選んでおけば問題はありません。

当ブログでもシグナルトレードに適したFX口座を紹介していますが、次の口座はスプレッドの面でも優れておりおすすめです。

LION FX


DMM FX


 

まとめ

  1. FXのスプレッドとは、売りと買いのレートの差のことであり、手数料の代わりとなっている
  2. スプレッドは通貨ペアや口座によって異なる
  3. スプレッドはレートが急変動したときに広がることがあるので注意する
  4. スプレッドは取引回数が多いほど影響が大きくなるので、そのような取引をする人は特に注意して口座を選ぶ
  5. シグナルトレードは取引回数が少ないためあまりスプレッドを気にしなくてもよいが、シグナル配信で扱っているメジャー通貨ペアのスプレッドだけは確認しておいたほうが良い

 

今は各FX業者がしのぎを削っており、メジャー通貨ペアに関してはかなり狭いスプレッドで取引することができます。

利用者にとってはありがたい状況なので、スプレッドの狭い口座を選んで利益を大きくしていきましょう。

 

当ブログおすすめのFXシグナル配信

シグナル配信は多数ありますが、次の配信は無料で登録できるため初心者の方に特におすすめです。

WCtake 投資取引手法